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爆破予告を受けたジェットスター・ジャパン便が1月、中部国際空港に緊急着陸したトラブルで、避難時に乗客の1人が重傷を負っていたことが分かり、国土交通省は10日、「航空事故」と認定した。国の運輸安全委員会は、航空事故調査官3人を指名した。
国交省によると、1月7日朝、成田空港に爆破予告の電話があり、成田発福岡行きの便が中部国際空港に緊急着陸。乗客136人と乗員6人が脱出用シューターで避難した際、5人がけがをした。そのうち1人が、尻もちをついて骨折していたという。
国交省は1月12日からジェットスターへの安全監査をして避難誘導の状況について調べているほか、千葉県警が威力業務妨害容疑で捜査を進めている。(角詠之)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル