3日午前5時ごろ、群馬県高崎市北原町の関越道上り線駒寄パーキングエリア―前橋インターチェンジ(IC)間で乗用車がトラックに追突、乗用車に乗っていた男性2人が死亡し、乗用車とトラックの運転手ら男女3人が重軽傷を負った。高速隊は、乗用車を運転していた建設作業員の少年(18)=前橋市=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕した。「友達や先輩を死なせてしまった」と容疑を認めているという。
高速隊によると、ともに建設作業員の鈴木篤志さん(18)=同県藤岡市神田=と武藤信幸さん(20)=高崎市箕郷町西明屋=が車外に放り出され、体や頭を強く打って死亡。同乗の無職女性(19)=高崎市=も右足首の骨が折れる重傷だった。少年とトラックの運転手の男性(57)=同県みなかみ町=は軽傷。乗用車の4人は職場の同僚や友人だという。
現場は片側2車線の直線。この事故で、関越道は渋川伊香保IC―前橋IC間の上り線が6時間近く通行止めになった。(山崎輝史、森岡航平)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル