きょう20日(月)の九州は、湿った空気の流れ込みで、あちらこちらで雨雲が発生しやすいでしょう。たいへん変わりやすい天気で、急な激しい雨や落雷などにご注意下さい。九州は、今週も湿った空気や前線の影響で、不安定な天気が続き、さらに梅雨明けが遅れるでしょう。
所々で発達した雨雲が発生
きょう20日(月)、梅雨前線は朝鮮半島付近まで北上していますが、九州は高気圧周辺の湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定で、朝から所々で雨雲が発達してにわか雨が降っています。
きょうの日中は晴れ間ものぞく一方で、急に発達した雨雲が湧きやすく、局地的に雷を伴い激しい雨が降るおそれがあります。屋外の作業や運動などは、空の変化に気をつけてお過ごし下さい。 また、かなり蒸し暑い一日になりますので、こまめに水分補給をして熱中症にもご注意下さい。
今週も不安定な天気 週後半は大雨も
あす21日(火)は、梅雨前線が対馬海峡付近まで南下するため、きょう以上に大気の状態が不安定になるでしょう。雨が降りやすく、雷を伴い一時激しく降る所があります。 22日(水)以降は、梅雨前線が再び九州付近へ南下するでしょう。そして、24日(金)から26日(日)頃を中心に、九州付近で梅雨前線の活動が活発になり、大雨になるおそれがあります。
連休期間は雨の降り方に警戒が必要です。 きのう19日は九州北部地方の梅雨明けの平年日でしたが、今週も不安定な天気が続くため、九州の梅雨明けはさらに遅くなる見込みです。
日本気象協会 九州支社 山口 久美子
Source : 国内 – Yahoo!ニュース