きょう5日(月)の九州は、寒冷前線の通過後に北から冷たい空気が流れ込んでいます。今週の前半はさらに秋が深まるでしょう。一方、週の後半は台風14号が九州の南へ進むおそれがあり、今後の動きに注意が必要です。
北から冷たい空気 秋深まる
寒冷前線の通過後、九州は北から空気が流れ込み、九州北部の沿岸部から北風がやや強まっています。九州北部の沿岸部などは日中も風がひんやりと感じられるでしょう。夜は冷えてきますので、おでかけの際は一枚羽織るものがあるとよさそうです。 九州付近は、あす6日(火)にかけて寒気が流れ込むため、朝晩はぐっと気温が下がります。今週の中頃にかけてさらに秋が深まる見込みです。夜は寝冷えしないようにしてお休み下さい。
今週後半 台風14号の動向に注意
一方、きょう5日午前9時、日本の南海上で台風14号が発生しました。今後、次第に発達しながら西から北西へ進み、9日(木)から10日(金)頃に奄美地方から九州の南海上へ進む可能性があります。
台風の北側の高気圧の勢力が強いため、進路予想が難しく、現段階で予報円がたいへん大きくなっています。今後の台風の動向にご注意下さい。
九州南部は、あさって7日(水)にかけて秋晴れが続きますが、8日(木)頃から台風の北上に伴い湿った空気が入り、曇りや雨の天気に変わる見込みです。
九州北部は9日(金)から10日(土)頃、不安定な天気になるでしょう。
台風の進路によっては予報が大きく変わる可能性がありますので、最新の気象情報をご確認下さい。 週の後半は湿った空気の流れ込みで、気温が上がりやや蒸し暑さが戻る可能性があります。
日本気象協会 九州支社 山口 久美子
Source : 国内 – Yahoo!ニュース