きょう17日、福岡市と大分市で初雪、鹿児島県の桜島で初冠雪が観測されました。九州地方には、これからあす18日にかけてこの冬一番の寒気が流れ込み、大雪となるおそれがあります。風も強まり、荒れた天気となるでしょう。この冬はじめての本格的な雪となりそうです。気象情報や交通情報に注意をし、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。
平年より大幅に遅い初雪や初冠雪
九州に強い寒気が流れ込み始めています。きょう17日、福岡市と大分市で初雪、鹿児島県桜島で初冠雪が観測されました。福岡市の初雪は平年より64日も遅く、1891年の統計開始以来、最も遅い記録となりました(これまでの最も遅い記録は、1909年2月6日)。大分市も平年より74日遅れての初雪となりました。また、鹿児島県の桜島は平年より64日遅い初冠雪となりました。
九州北部・南部とも あす18日にかけて大雪のおそれ
これからあす18日朝にかけて、九州地方にこの冬一番の寒気が流れ込み、山地を中心に平地でも大雪となるおそれがあります。九州地方は、きょう17日午後は広い範囲で雪となり、風も強まってくるでしょう。寒気の流れ込みのピークがちょうど夜間にあたるため、あす18日の朝は積雪や路面凍結で、交通機関などに大きな影響が出る恐れがあります。雪と強い風とで見通しが悪くなる所もあるでしょう。九州地方では、この冬はじめての本格的な雪となります。気象情報や交通情報に十分注意をし、時間に余裕をもって行動するよう心掛けてください。車を運転する方は、すべりどめの準備をしておきましょう。
日本気象協会 九州支社 君島 由希子
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