九州北部も梅雨入り 福岡市の筥崎宮は6月1日からアジサイまつり

伊藤隆太郎 吉本美奈子

 福岡管区気象台は29日、九州北部と山口県梅雨入りしたとみられると発表した。平年より6日早く、昨年より13日早い。今後1週間は前線が停滞し、曇りや雨の日が多くなる見通し。

 福岡市東区の筥崎宮では29日、咲き始めたアジサイを楽しむ人たちの姿が見られた。本殿奥の「あじさい苑」には約100品種、3500株のアジサイが植えられている。

 6月1日から始まる「あじさいまつり」を前にしたプレオープン期間だが、日曜は好天に恵まれて200人以上が訪れたという。まつりの期間中、アジサイやユリの花をモチーフにした御朱印も登場する。1日からの入苑料は300円、午前9時半から開苑し、最終入場は午後4時半。30日まで。

 29日は四国、中国、近畿、東海の各地方も梅雨入りしたが、九州南部はまだ入っていない。

 九州北部は昨年、過去最短の17日間で梅雨明けした。気象台は今夏、7月と8月は平年より高温傾向になると予測しており、早めの熱中症対策を呼びかけている。(伊藤隆太郎、吉本美奈子)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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