福岡、大分両県で40人が死亡、2人が行方不明となった九州北部の豪雨から2年を迎えた5日、被災地では午後も追悼行事が続いた。「あの悲しみは忘れない」。住民らは犠牲者に思いをはせた。
大きな被害が出た福岡県朝倉市杷木志波では、旧小学校の建物に祭壇が設けられ、道目木集落で犠牲になった4人の遺影に住民らが手を合わせた。夕方からは市内の仮設住宅「林田団地」で追悼式があり、約100人が黙とう。「2年間ありがとう」「絆」などと書かれた竹灯籠に火をともした。自治会長の永田茂光さん(61)は「哀悼の意を表し、復興への思いを新たにしたい」と静かに呼び掛けた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース