事件から1年「毎日が戦いだった」 京アニ社長一問一答

 京都アニメーション(本社・京都府宇治市)の八田英明社長は18日、36人が亡くなった放火殺人事件の発生から1年になったのにあわせ、記者会見を開いた。主なやり取りは次の通り。

 ――今の思いとファンへのメッセージを

 世界中の皆様に夢と希望と感動を育むアニメーションをこれからも一生懸命つくっていきたい。1ミリでも前に進んでいきたい。

 ――社員をどう支えてきたか

 相当なショックだったし、いまだに回復できていない人もいる。コミュニケーションを大事に、あしたをどうするか語り合っていこう、と話している。会話を多くすることで、それぞれの思いが見える。メンタルヘルスを相談できる場を多く設け、少しでも元気になれるように手助けできればと思っている。

 ――第1スタジオの跡地についての検討状況は

 まだまだ時間がかかる。遺族の皆様がどんな気持ちでいるか、社員がどんなことを考えているか、地域の皆様がどう思っているか。そういうことを語り合い、時間をかけていきたい。

 ――作品の制作状況は

 テレビ作品を少しずつ仕込んで…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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