指定暴力団工藤会トップで総裁の野村悟被告(73)とナンバー2で会長の田上不美夫被告(64)の福岡地裁での公判は、13日の第50回も引き続き、2014年の歯科医師刺傷事件の審理があった。実行役を送迎した同会系組幹部が、防犯カメラのないルートを指示役から教えられたと証言した。
この送迎役の組幹部は事件前、実行役と指示役の同会系組幹部とともに現場の駐車場を下見。その際、自らが運転する車の後部座席で指示役と実行役が話す様子に気付いたものの「聞いたらまずいと思って聞かなかった」と話した。一方で、指示役は「こう行ったら、防犯カメラがない」と送迎役に教えたという。ただ、どんな事件を起こそうとしているのかは聞かなかったと述べた。
足立勉裁判長はこの日、歯科医…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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