5月25日に起きた殺人未遂事件の様子を撮影したとみられる動画や画像が、インターネット上に出回っている。(浜田理央 / ハフポスト日本版)
事件の証拠となる場合などを除いて、人の尊厳に関わる生き死にの映像や写真を、興味本位で撮影するべきではない。ましてや、不特定多数の人の目に触れる可能性があるSNS上に投稿するのはもってのほかだ。
そうした動画が出回ることで、閲覧を望んでいないユーザーの目に触れてしまうこともある。
Twitterの設定方法で、閲覧を望まない、暴力的な投稿から身を守ることができる。
1.動画の自動再生を「オフ」にする(iOS公式アプリを利用した場合)
タイムラインやトレンド欄にに流れてきたツイートに添付された動画を、自動再生するかどうかを選択できる。
自動再生を「オフ」にすれば、動画が勝手に流れることはないので、サムネイルやツイート文言でどんな動画かをある程度予測した上で、再生ボタンを押して閲覧するかを判断できる。
手順は次の通り
設定とプライバシー→データ利用の設定→動画の自動再生→オフ
2メディアのプレビューを非表示にする(iOS公式アプリを利用した場合)
メディアのプレビューを「オフ」にすると、ツイートに添付された画像を非表示にできる。設定した場合、ツイート上には画像リンクだけが表示され、クリックすると閲覧することができる。見たくない画像が目に触れるのを防ぐことができるが、内容に関わらず、全ての画像が非表示になってしまう。
手順は以下の通り。
設定とプライバシー→画像表示とサウンド→メディアのプレビューを「オフ」
3センシティブな内容を含む可能性のある画像・動画の表示を「オフ」にする。(デスクトップ版 or Twitter.comからログインする)
上に紹介した2つの方法は、内容に関わらず、全ての動画・画像を一律に適用される。これに対して、センシティブな内容を含む可能性のある画像・動画だけを非表示にしたり、そうした内容を含むツイートを検索結果に出ないように設定することもできる。
手順はこちら。
設定とプライバシー→プライバシーとセキュリティ→安全性
まず、右上にある自分のアカウントのアイコンをクリックして、「設定とプライバシー」を選択すると、左端のタブが表れる。
プライバシーとセキュリティをクリックし、ページを一番下までスクロール。「センシティブな内容を表示しない」を選択する。
さらに、すぐ下の「センシティブな内容を含む可能性のある画像/動画を表示する」の選択を外す。
この設定をすると、該当するツイートは「このメディアにはセンシティブな内容が含まれている可能性があります」と警告が出る。表示を選択すれば、内容を閲覧することができる。
これまでにも、SNS上での暴力的な映像、写真を流布する行為が問題視されてきた。
2019年3月に、オーストラリアの2つのモスクで銃乱射が起き、50人が死亡した事件では、銃撃犯が犯行の一部始終をFacebook上で動画中継。動画はSNS上で広く拡散された。
また、海外の人気YouTuberが、自殺の名所として知られる青木ヶ原の樹海で撮影した遺体の動画を撮影・投稿し、大きな批判を受けた。
浜田理央 / ハフポスト日本版
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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