事件1カ月前に計画した「無差別殺傷」 青葉被告が語った動機と経緯

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光墨祥吾 山本逸生

 36人が死亡した2019年の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人など五つの罪に問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第5回公判が13日、京都地裁であった。弁護側の被告人質問で青葉被告は、事件の1カ月前、自宅のある埼玉県で実行しようとした「無差別殺傷計画」を説明した。

 この計画は、検察側が5日の初公判で明らかにした。19年6月、包丁6本を持って大宮駅(さいたま市)に向かったが、断念したというものだ。

 青葉被告は計画した理由について、京アニに自身の小説作品を盗用され、公安警察に監視されていると考えたと説明。「メッセージ性を込めた犯罪をしないと、そういった物事から離れられないと思った」と述べた。

 複数の刃物を準備したのは…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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