名古屋市北区の名古屋高速で大型バスが炎上するなどし、9人が死傷した事故で、バスが事故直前に左右に振れる不安定な走行を繰り返していたことが捜査関係者への取材でわかった。後続車のドライブレコーダーに映像が記録されていた。愛知県警はバスの男性運転手(55)が脇見や居眠りなどで前方を注視せずに運転していた可能性もあるとみて調べる。
捜査関係者によると、名古屋市中心部から県営名古屋空港(同県豊山町)に向かっていたバス(乗員乗客8人)の不安定な走行は、現場となった豊山南インターチェンジ(IC)の数百メートル手前の地点から起きていた。具体的には、追い越し車線を走行中、左側の走行車線との境界を示す白線に近づくたびに中央に戻る動きを繰り返していた。
その後、バスは本線から分かれて一般道と合流する取り付け道路に進入。そのまま直進したが、再び何らかの原因で左に寄り始め、本線との分離帯に置かれたクッションドラムに衝突し、横転した。
県警幹部は「車体の振れ幅は…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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