二人で歩けば想(おも)いがかなう。そんな道が九州・大分にある。バレンタインデーは過ぎたけれど、恋の季節は終わらない。諦めないで。
駅もインターチェンジ(IC)もない。マクドナルドやスターバックスなんてあるわけない。でもあるんです。恋叶(こいかな)ロードが――。
九州北東部の国東(くにさき)半島。周防灘に面した夕日と温泉の街、大分県豊後高田(ぶんごたかだ)市にいま、若い女性やカップルが訪れる。お目当ては国道213号沿いにある。縁結びの粟嶋(あわしま)神社、2200万本の菜の花で知られる長崎鼻、「日本夕陽(ゆうひ)百選」の真玉(またま)海岸。そして、国道脇を通る長さ421メートル、幅員3・5メートルの歩行者用の「恋叶トンネル」。これらのポイントが点在する約20キロを「恋叶ロード」と呼ぶ。
トンネルは県、国道は国のもの…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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