二条城近くのトイレに差別的な落書き 京都府警が捜査

 世界遺産・二条城(京都市中京区)の外堀沿いにある公衆トイレの塀に、特定の企業名を挙げて「全員北朝鮮に帰国しろ!! それがいやなら日本の法律を守れ」などと落書きされていたのが5日、わかった。京都府警はトイレを管理する市から被害届を受け、器物損壊容疑を視野に調べている。

 市まち美化推進課によると、市が委託する清掃業者から8月18日、公衆トイレの出入り口を目隠しする塀に「差別的な内容の落書きがある」と連絡があった。市職員が確認すると、塀の内側に黒い油性ペンのようなもので落書きされていた。

 同課によると、約3キロ南にある公衆トイレ(下京区)の個室の壁でも8月30日、同じ企業名を挙げた同様の落書きが見つかった。市の担当者は「差別的で利用者を不快にさせる内容。非常に憤りを感じるし残念だ」と話している。(高井里佳子)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment