財務省は29日、図柄を初めて投票で決める2020年東京五輪・パラリンピックの500円記念硬貨について、候補だった3案のうち「風神雷神図屏風(びょうぶ)」に決定したと発表した。オリンピックは雷神、パラリンピックは風神がそれぞれ描かれる。来年7月ごろ取り扱い金融機関で引き換えを始める予定だ。
五輪やパラリンピックの機運を高めるため、硬貨の図柄を今回初めて投票で選んだ。6月中旬からツイッターやはがき、全国5会場で受け付け、投票総数は6万6318票。「風神雷神図屏風」は2万8741票(全体の43%)を獲得した。残る2案は「国立競技場」2万1053票(同32%)、「富士山」1万6451票(同25%)だった。(岩沢志気)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル