11日の内閣改造で初入閣の方針
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日に行う内閣改造・党役員人事で、橋本聖子前参院議員会長を五輪担当相として初入閣させる方針を固めた。河野太郎外相、岩屋毅防衛相は退任させ、外相に茂木敏充経済再生担当相を充てる意向。公明党の石井啓一国土交通相は、同党の赤羽一嘉政調会長代理に交代する方向だ。自民党の森山裕国対委員長は留任する。
政府関係者が明らかにした。加藤勝信総務会長の重要閣僚への起用も浮上している。世耕弘成経済産業相は政権内に党参院幹事長就任を期待する声が強まっている。事務担当の杉田和博官房副長官と党の林幹雄幹事長代理は残留の見通し。
五輪出場7回 スポーツ行政に精通
橋本氏は胆振管内早来町(現安平町)出身で、1995年の参院選比例代表で初当選し、5期目。スピードスケート、自転車で冬季、夏季計7回の五輪に出場し、スポーツ行政に精通することから、来夏の東京五輪・パラリンピックに向け適任と判断した。橋本氏の意向などを踏まえ最終決定する。
国対委員長続投の森山氏には、野党とのパイプや調整能力に期待した。菅義偉官房長官や麻生太郎副総理、二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長の留任は固まっている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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