五輪水球会場のアイスリンク改修、費用10億円増か 円安で資材高騰

 昨夏の東京五輪で水球会場として使われ、アイスリンクに改修される東京辰巳国際水泳場東京都江東区)の改修費が、当初見込みの約2割に当たる10億円近く増え、50億円を超す可能性があることが都への取材でわかった。急激な円安の影響などで資材価格が高騰したためだという。

都幹部「あらゆる工事が影響を…」

 1993年開館の同水泳場は、2008年に北島康介選手(当時)が世界新記録を出した会場としても知られる。パンパシフィック選手権など国内外の主要大会が催されてきた。だが、収容人数(最大5千人)が五輪開催に必要な規模に届かず、都は五輪の競泳会場として約500メートル離れた場所に東京アクアティクスセンター(収容人数1万5千人)を567億円かけて新設した経緯がある。辰巳国際水泳場では水球のみが行われた。

 主要大会を開催可能な二つの…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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