東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件は計5ルートに発展し、大会組織委員会の高橋治之・元理事(78)は8~10月に4回逮捕された。最終的に、受託収賄・収賄罪で3人、贈賄罪では著名企業のトップらを含む12人が起訴された。
東京地検特捜部は7月、高橋元理事の会社や、組織委がスポンサー獲得業務などを委託していた広告最大手「電通」などを捜索し、本格捜査に乗り出した。
8~9月に立件対象になったのは、紳士服大手「AOKIホールディングス」と出版大手「KADOKAWA」という大会スポンサー企業だった。スポンサーへの選定や公式ライセンス商品の迅速な承認、スポンサー料の抑制などを高橋元理事に依頼したとされた。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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