五輪競歩、沿道は再び「密」 飛び交う多言語

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平岡春人、能田英二、斎藤徹

大通公園近くの歩道で女子20キロ競歩を観戦する人たち=2021年8月6日午後4時39分、札幌市中央区、斎藤徹撮影

 東京五輪競歩の男子50キロと女子20キロが6日早朝と夕方、札幌市札幌駅前通で行われた。5日夕の男子20キロではレースを見る人たちが沿道を埋めた。改めて「観戦自粛」が呼びかけられたが、この日も大勢の観戦者が密集状態をつくり、選手たちに声援を送った。

 男子50キロのスタート15分前の午前5時15分ごろ。発着点の大通公園近くの交差点には、10人ほどが列になって競技の開始を待っていた。東京都から来た無職男性(65)は「どうしても五輪を見たくて来た。無観客開催になり、観戦できるのは競歩とマラソンくらいだ」と話した。

男子50キロ競歩のスタート直後、発着点近くでレースを見る人たち=札幌市中央区

 競技開始から2時間ほど過ぎたころから、沿道には通勤する人々の往来が増えた。ススキノの自宅からJR札幌駅に向かう途中でレースを見ていた会社員男性(48)は「日本で五輪を見られるのは一生に一度かもしれない。罪悪感はあるが、つい見てしまう」。

 午後4時半からは、女子20…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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