開幕まであと1年あまりとなった東京五輪で、日本選手を選手村ではなく、外部に宿泊させようとの動きが国内の競技団体に出ている。朝日新聞社のまとめでは、選手村に宿泊しない方針の競技団体が六つ、選手村と外部拠点を併用する方針の競技団体(いずれも一部種目のみを含む)も六つある。減量対策や会場への近さなど、よりよい環境を選手に提供する狙いがある。
体調管理しやすさ、ホテルのほうが…
選手の宿泊地を選手村外だけにする6競技のうち、テコンドー、陸上(マラソンと競歩)、野球、自転車のロードはホテルに宿泊する方針だ。陸上の2種目は本番が早朝スタートで、調整をしやすい静かな環境が必要という。減量の必要があるテコンドーは、選手の体調管理を重視し、競技会場(千葉・幕張メッセ)に近いホテルを検討している。
卓球とハンドボールは日頃から合宿をしているナショナル・トレーニングセンター(NTC)での宿泊を予定する。
選手村と村外を併用する6競技のうち、柔道、重量挙げ、体操もNTCの利用を想定している。自転車のトラックなどは、静岡県内にある選手村の分村よりも競技会場に近い場所にすでに住み込み、合宿生活を続けている。
一方で選手村での宿泊を決めて…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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