三冠同士の頂上決戦は、またしても終盤に激震が走った。第45期囲碁名人戦七番勝負(主催・朝日新聞社、協賛・株式会社 明治、マニフレックス)の第4局は、劣勢の名人がなりふり構わず挑戦者の大石を殺しにいった。挑戦者は生き残りへの近道を選ばず、プロの美学を貫き難所に立ち向かった。
井山裕太挑戦者の2勝1敗で迎えた第4局。挑戦者が勝ってタイトル奪取にリーチをかけるか、芝野虎丸名人が勝ってタイに戻すか。大勝負は対局2日目の30日に入って、中盤の戦いでポイントを挙げた挑戦者の優位がはっきり見えてきた。
劣勢の名人は、生死の境をさま…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル