三重県とみえ次世代育成応援ネットワークが募集した「ありがとうの一行詩コンクール」で、熊野市井戸町の間部伊佐子さん(78)の「亡き夫へ」など3作品が3部門の各最優秀賞に選ばれた。
「なかなかお互いに伝えられない大切な人への『ありがとう』の気持ち」がテーマ。15回目の今年度は5425作品の応募があった。
家族部門で最優秀賞の間部さんの「亡き夫へ」は、「夫を自宅で介護する日々。あなたから、たくさんの『ありがとう』の言葉をもらって頑張ってこれた私。残された手帳に『ありがとう』の文字が。涙がとまらないよ」
夫の義久さんがめまいで起き上がれず、救急車で病院に運ばれたのは一昨年11月だった。誤嚥性(ごえんせい)肺炎と診断されて22日間入院、ベッドの生活が続き歩くことが難しくなった。義久さんが「家に帰りたい」と訴えたため、自宅で介護を始めた。
間部さんは食事やトイレ、入…
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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