交通分析装置「接続」と偽装疑い 「会計検査院の指摘受けたくない」

 会計検査院の指摘を免れようと公文書の一部を書き換えたとして、福岡県警は1日、交通規制課の男性警部補(42)を有印公文書変造・同行使の疑いで書類送検し、発表した。県警は同日付で警部補を停職1カ月の懲戒処分とし、監督責任として交通規制課長(53)ら5人を減給や戒告処分などにした。

 監察官室によると、警部補は5月、検査院の検査に対応する担当となった際、交通管制センターで、交通量など道路情報を読み取って分析する装置の一部が未接続だったことに気づいた。警部補は接続しているかのように偽装し、つじつまを合わせるために関連文書を複数枚書き換え、検査院に提出した疑いがある。

 検査院の検査が終わった翌日、警部補が書き換えた事実を上司に申告し、容疑が発覚。県警が検査院に報告した。

 県警によると、装置の未接続…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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