秋の交通安全県民運動を前に、佐賀県神埼市で「交通安全見守り犬」として活躍する「シュン君」に17日、新しい制服が贈られた。
シュン君はミニチュアシュナウザーのオスで8歳。毎日、大好きな子どもたちの登下校を自宅近くの通学路などで見守っている。この日、神埼署に「出勤」したシュン君は、早速新しい制服を試着。黄色の生地に名前が入った制服を気に入った様子で、帽子を頭にちょこんと載せ、うれしそうに見えた。
拡大するシュン君がこれまで着ていた制服=2020年4月13日、佐賀県神埼市神埼町枝ケ里
作ったのは県警本部警務課の江口若奈警部補。3年前にもシュン君に制服を贈っている。江口警部補は「どんどん街頭に立っていただいて、登下校中の子どもの見守りをつづけてほしい」と話していた。
飼い主の大坪都子さん(69)は「とってもかわいく作ってもらい、ありがたい。新しい制服を着たシュン君を見た子どもたちが、よろこぶ様子を想像すると楽しい」と話していた。(大村久)
拡大する新しい制服を身にまとったシュン君と飼い主の大坪さん=2020年9月17日、佐賀県神埼市神埼町枝ケ里
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル