京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオで34人が死亡した放火殺人事件を受けて、ロシア・モスクワで21日に開かれた日本の伝統文化やポップカルチャーをテーマにしたイベントで、日本のアニメキャラクターに扮した約280人が黙禱(もくとう)を捧げ、犠牲者を追悼した。
人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のキャラクターに扮したカリーナさん(19)は「アニメはロシアの文化にとても大きな貢献をしている。アニメファン、コスプレファンとして事件はとても悲しい」。ウラジーミル・ジュラブリョフさん(34)は「アニメで僕の世界は広がった。助かった人たちはどうか創作をあきらめないでほしい」と訴えた。(モスクワ=石橋亮介)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル