京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオで35人が死亡した放火殺人事件で、青葉真司容疑者(41)=殺人などの容疑で逮捕状=の自宅から、京都府警がパソコンを押収していたことが捜査関係者への取材でわかった。インターネットの掲示板には昨秋、同社を名指しして「小説をパクられた」などとする書き込みがあり、府警はパソコンの解析を進め、青葉容疑者との関連を調べる。
捜査関係者によると、府警は7月26日、さいたま市見沼区の青葉容疑者の自宅アパートを家宅捜索した際、京都アニメーションの複数の関連グッズやスマートフォン、原稿用紙などとともにパソコンを押収した。パソコンはインターネットに接続できる状態で、府警は、閲覧履歴やメールの送受信の記録などを詳しく調べている。
一方、ネット掲示板への書き込みは昨年9~11月ごろにかけて断続的に続き、京都アニメーションに対し「小説をパクられた」「最初から原稿を叩(たた)き落とし裏切る気だった」「絶対に許さん」などと一方的に同社に恨みを募らせていたことが記されている。書き込んだ人物は特定されていない。
青葉容疑者は事件直後に取り押…
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment