36人が犠牲になった京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、京アニ側が、慰霊碑の建立を検討する委員会の設置を決めた。関係者への取材でわかった。犠牲者をどのように追悼するか、遺族にも参加してもらって議論する。
関係者によると、検討委は京アニ側の代表や遺族ら計17人で構成。慰霊碑の建立について月に1回程度、委員会を開き、議論の内容を、参加していない遺族らと共有するという。
地元町内会は2019年12月、「平穏が壊され、生活に支障が出る」として、跡地に不特定多数の人が訪れるような公園や慰霊碑、石碑などを造らないよう、京アニ側に求めていた。
京アニは昨年12月、慰霊碑…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル