京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」の放火殺人事件で、さいたま市見沼区の職業不詳、青葉真司容疑者(41)=殺人などの容疑で逮捕状=とみられる男が事件2日前の16日、京都府宇治市のJR宇治駅周辺のコンビニに立ち寄り、近くにある量販店の場所を店員に尋ねていたことがわかった。
住民の証言や防犯カメラの記録によると、赤いシャツを着た青葉容疑者とみられる男がコンビニに立ち寄ったのは16日午後2時10分ごろ。ペットボトル入りの清涼飲料水1本を購入した際に、近くにある量販店の場所を店員に尋ねたという。
府警によると、青葉容疑者は京都に土地勘がなく、スマートフォンや携帯電話を持っていなかったとされ、身柄を確保された際の所持品にも地図は含まれていなかった。府警も青葉容疑者がこのコンビニに立ち寄った際の防犯カメラの記録を把握している。青葉容疑者は17日午前に宇治市内の量販店を複数回にわたって訪れ、携行缶やバケツ、台車などを購入しており、犯行に使う道具の調達先を探していたとみている。
青葉容疑者は宇治市内に入る直前の16日昼ごろまで、JR京都駅前のインターネットカフェを利用した。府警はパソコンで京都アニメーションの情報のほか、量販店なども検索した可能性があるとみて閲覧記録を調べている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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