京アニ放火殺人　容疑者が台車押し広い範囲で移動（MBSニュース）

　京都のアニメ制作会社の火災で３４人が死亡した放火殺人事件で、容疑者の男が事件の前日にガソリンの携行缶などを載せた台車を押し、広い範囲で移動していたことがわかりました。

　殺人や現住建造物等放火の疑いで逮捕状が出ている青葉真司容疑者（４１）。事件の２日前、宇治市内を歩く姿が防犯カメラに写っていました。７月１８日、京都市伏見区の京都アニメーション第一スタジオで起きた放火殺人事件では、その場にいた３４人が死亡、３４人が重軽傷を負いました。

　警察によりますと事件前日の１７日、青葉容疑者は午前中にホームセンターでガソリンの携行缶などを購入し、台車に載せて移動。その後北東へ４キロほど離れた場所でも台車を押す姿が確認されました。

　警察は青葉容疑者が凶器を持ちながら広い範囲を移動し、犯行に及んだとみて調べています。