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京都のアニメ制作会社「京都アニメーション」で、35人が死亡した放火殺人事件から18日で1カ月がたった。
献花台には、この1カ月の間、途切れることなく多くの人が訪れ、事件で犠牲になった人たちを追悼する祈りの場となってきた。
18日も、海外からを含めて、多くの人が列を作っている。
献花に訪れた人は「今回の事件のことが悔しくて悔しくて、亡くなった人の冥福を祈れればと思って、手を合わせた」、「復活には時間がかかると思うが、いつの日か感動させてくれる作品を作ってもらえれば」などと話した。
京都アニメーションの放火殺人事件では、35人が死亡、34人が重軽傷を負った。
会社の代理人弁護士によると、事件以降、集まった支援金は16日の段階でおよそ19億9,700万円にのぼるほか、事件でけがをした複数の人が、仕事を再開したという。
こうした中、事件に巻き込まれて犠牲となった津田幸恵さんの父親・伸一さんが、「もう(事件から)1カ月たったかという感じ。早いですね。何もできないままに、1カ月が過ぎてしまったという感じ」と胸中を語った。
一方、殺人などの疑いで逮捕状が出ている青葉真司容疑者は、いまだに重篤な状態で、逮捕ができる状態にまで回復するには、しばらく時間がかかる見通し。
(関西テレビ)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース