京アニ献花台、最終日も祈りの列 「受け入れられない」

 35人が犠牲になった京都市伏見区の京都アニメーション第1スタジオの放火殺人事件で、現場近くに設けられた献花台は25日が最終日となり、多くのファンらが祈りを捧げた。事件2日後の7月20日に京アニが設置し、国内外から大勢のファンらが訪れた。1カ月を節目に終了を決めた。

 25日午後4時前には、20メートルほどの順番待ちの列ができた。兵庫県三木市の介護福祉士の三木紀明さん(47)は2度目の訪問。アニメ「らき☆すた」の監督で、亡くなった武本康弘さん(当時47)とは高校の同級生だった。「最終日にけじめをつけたくて。まだ現実を受け入れられない」

 最後に会ったのは今年の1月2日。三木さん宅に同級生で集まった。「車で連れてくる途中に京アニ作品の曲をかけたら、『見とったんや』と喜んでくれた。たけちんが『今年も帰るよ』と言ってくるような気がして……」と悲しんだ。

 和歌山県岩出市の病院職員、植…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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