文部科学省が2020年度からの大学入学共通テストでの英語民間試験の活用を見送ると発表したことを受け、各国立大が29日、20年度に実施する一般選抜での民間試験の活用方針をホームページ上で発表した。
一定水準以上の民間試験の成績を出願資格としたり、成績を得点換算したりするとしていた京都大、大阪大、名古屋大、東京工業大、熊本大などは、独自に民間試験を活用しないとする方針を発表した。
一方、広島大や九州工業大は、全学部の一般選抜で活用すると発表した。広島大は、一般選抜の志願者全員に民間試験を課す方針をやめるが、「欧州言語共通参照枠(CEFR)」という指標の6段階のレベルのうち、上から3番目の「B2」以上の民間試験の成績を提出した受験生は、共通テストの英語を満点(200点)とみなす方針は変えないという。
活用しない方針の大学でも、学校推薦型選抜(現在の推薦入試)や総合型選抜(現在のAO入試)では、全学部や一部の学部で活用するケースもある。
英語民間試験は、英語の4技能…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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