京大吉田寮の「自治の価値」認定 寮生「話し合いで合意形成望む」

 「思いもよらぬ、うれしい判決にびっくりしている」。被告の1人で寮生の松村主承(かずのり)さん(26)は、判決後の記者会見で喜びを語った。

 「自治会と大学の間で交わされてきた確約という約束が、一方的に反故(ほご)にされてはいけないと認められたのが大きい」とも話した。

 大学は1982年、吉田寮を廃止する方針を示し、自治会が反発。補修も視野に話し合ったが折り合いがつかなかった。

 大学は17年、新たな入寮の…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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