京王線切りつけ、容疑者を再逮捕へ 放火と別の乗客への殺人未遂容疑

独自

会員記事

増山祐史、岩田恵実、角詠之

 東京都内を走る京王線の電車で乗客が刺されるなどした事件で、警視庁は住所不詳、無職の服部恭太容疑者(25)=殺人未遂容疑で逮捕=を現住建造物等放火と殺人未遂の疑いで22日にも再逮捕する方針を固めた。車内に火を放って乗客を殺害しようとした疑いが強まったという。捜査関係者への取材でわかった。

 服部容疑者はこれまでの調べに「乗客にオイルをかけて火を付け、殺そうと思った」「ホテルの浴室でペットボトルに入れた水をまいて練習した」などと話しているという。

 再逮捕容疑は10月31日夜、東京都調布市を走る特急電車(10両編成)で、乗客に向けてライター用のオイルをまいて火を付け、床を焼損させたうえ、乗客を殺害しようとしたというもの。2リットルのペットボトルに入れていたオイルをまき、火の付いた状態のライターを投げて引火させた可能性が高いという。

 事件があった車両には防犯カ…

この記事は会員記事です。残り405文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment