聞き手・才本淳子
中学受験の過熱ぶりが話題になるなか、今年の関西でも多くの子どもたちが受験に臨みました。関西2府4県の私立中学では、統一入試日の午前入試を受けたのは約1万7300人あまりで、このエリアの小学6年生の約10%に上りました。
以前から教育熱が高いとも言われている京都ではどのような傾向があるのでしょうか。受験する子どもは何校ぐらい受けるもの? 人気校の特徴は? 入試内容の傾向は? 関西大手の中学受験塾「浜学園」の京滋ブロック長の下村亮介さんに話を聞きました。
京都は以前から関心が高い地域
――京都の中学受験の傾向は。
関西の中でも京都は中学受験への関心が以前から高い地域です。私立中学の場合、24校と他地域と比べて多くはないのですが、バラエティーに富んでいるので、保護者や子どもたちの希望の受け皿になっていると思います。
同志社や立命館といった大学付属、進学校の洛南(共学)、洛星(男子)を目指す方は多いです。共学か別学か、仏教系かキリスト教系といった選択肢のほか、英語やプログラミングなどの特色を打ち出す学校もあり、多様な選択肢があります。
さらに、京都は進学実績をあげている公立の中高一貫校(府立洛北、市立西京)があります。適性検査型の入試ですが、こちらも関心が高いです。
人気校が支持される理由は
――人気を集めている学校は。
有名私大付属でありながら…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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