京都の古寺で横になった「花子」 12メートルのこけしアート登場

筋野健太

 京都市下京区東本願寺御影堂門前に横になった巨大なこけしが出現し、観光客や地元の人たちの注目を集めている。

 こけしはテントなどに使われる素材でできたバルーンで、現代アートユニット「Yotta(よた)」が2011年に制作した「花子」。大きさは約12メートルで、ときどき「インスタ映え」「春がすぐそこ」「ねむくなってきたよ」などと話す。展示場所に応じて立てたり、横にしたりしている。昨年は清水寺に展示された。

 写真を撮っていた京都市山科区の横山繁子さん(73)は「やさしい声で話すのが面白い。日本の伝統文化をこうした形で発信する発想がすごい」と話した。

 展示は若手アーティストを支援するイベント「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2023」の一環で、12日まで展示される。(筋野健太)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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