京都の夏の風物詩、祇園祭の山鉾巡行 3年ぶりに実施へ

 日本三大祭りの一つで、毎年7月に開かれる京都・祇園祭の山鉾(やまほこ)巡行が今夏、3年ぶりに実施される。巡行を主催する祇園祭山鉾連合会(京都市中京区)が20日、34の山鉾保存会を集めた会議で正式に決めた。暴風雨装飾品が損傷し、巡行に参加しない「休み山」になっていた「鷹山(たかやま)」が曳山(ひきやま)を出し、約200年ぶりに本格復帰する。

 祇園祭は八坂神社京都市東山区)の祭礼で、7月の1カ月間、様々な祭事がある。見せ場の山鉾巡行では、17日の前祭(さきまつり)に23基、24日の後祭(あとまつり)に11基の山鉾が出て、市内中心部をめぐる。前祭では、2019年までの過去3回で、山鉾巡行とその前の宵山期間に延べ約50万~約80万人の人出があった。

 この2年間は新型コロナウイ…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment