京都の寺から仏像を盗んだ疑い 51歳男を逮捕 ヤフオクで発見

屋代良樹

 京都市上京区の日蓮宗本山・立本寺(りゅうほんじ)で仏像1体を盗んだとして、京都府警は14日、京都市上京区鳳瑞町の無職岡崎尚弘容疑者(51)を窃盗容疑で逮捕し、発表した。岡崎容疑者は容疑を認めているという。

 上京署によると、岡崎容疑者は昨年5月8日~6月7日、同寺に安置されていた仏像1体(時価不詳)を盗んだ疑いがある。岡崎容疑者は元信者といい、「生活費にするために売った」と話しているという。

 寺によると、盗まれたのは月を神格化した月天子(がってんじ)の像(木製、高さ約50センチ)。日ごろから参拝者向けに刹堂(せつどう)で一般公開し、施錠はしていなかったという。

 今年5月1日、ネットオークションサイト「ヤフオク!」に出品されているのを寺の関係者が見つけ、府警が捜査していた。出品していたのは大分県由布市の古物商で、「盗品とは知らなかった」と説明したという。(屋代良樹)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment