京都・東山の刺殺事件、自衛官の20代の男を殺人容疑で逮捕

関ゆみん 西崎啓太朗

 京都市東山区本町8丁目のマンションの階段踊り場で3日、住人の岡田好次郎さん(82)が血を流して倒れているのが見つかり、死亡が確認された事件で、京都府警は10日、岡田さんを殺害したとして、自衛官の20代の男を殺人の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。

 岡田さんは3日午後8時45分ごろ、マンションの2階と3階の間にある階段踊り場でうつぶせで倒れているのを別の住人が見つけた。搬送先の病院で死亡が確認された。

 捜査関係者によると、自衛官の男が岡田さんを殺害した疑いが浮上し、府警が行方を追っていた。発生から7日後の10日、捜査員が関東地方で男を発見し、身柄を確保したという。府警は男と岡田さんの関係について調べている。

 府警によると、司法解剖の結果、岡田さんの死因は背中を刃物のようなもので刺されたことによる失血死で、府警は3日午後6~9時ごろに死亡したとみている。

 現場付近には、現金数万円が入った岡田さんの財布が残されており、府警は男の動機や事件に至る経緯を調べる。(関ゆみん、西崎啓太朗)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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