浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺(京都市下京区)が、初めてとなる同寺のブランドマークとブランドメッセージ(タグライン)を発表した。同寺は昨年8月に事務方トップとして元銀行員の安永雄玄さん(69)を迎え、寺離れが進む中で「選ばれる本願寺」を目指す改革を検討してきた。西本願寺の新たなブランド戦略が本格的に始まった。
ブランドマークは大屋根が左右に二つ並んだ形で、右側が阿弥陀堂、左側が宗祖・親鸞像を安置する御影堂をイメージしている。メインカラーは黄色で、色や形は境内の大イチョウの葉とも重ねているという。
ブランドのメッセージを端的に伝える文言も二つ制定した。メインは「人はひとり。だからこそ、ご縁を見つめたい。」、サブとして「誰もが、ただ、いていい場所。」だ。
メインの文言には、人が孤独…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル