世界遺産の醍醐寺(京都市伏見区)で5日、灯籠などをともして先祖と精霊を供養する万灯会(まんとうえ)が営まれた。境内が色とりどりのやさしい光に包まれる中、訪れた人たちは先祖に感謝の祈りを静かにささげた。
同寺は先月18日、放火殺人事件のあった京都アニメーション第1スタジオ(同区)から3・5キロと近いことなどから、国宝の金堂で営まれた法要では、犠牲者の位牌も用意された。法要後には、位牌に手を合わせる人の姿が絶えなかった。
また、境内には京アニの犠牲者を悼む言葉が書かれた灯籠も置かれ、日没とともにともされると、周囲は幽玄の光に包まれた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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