新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が9都道府県で解除後、初の週末となった26日は、各地で人があふれた。
東京・渋谷駅前、午後1時半。スクランブル交差点では、横断歩道の外まで広がって歩く人も。ハチ公像前のベンチも待ち合わせの人らで埋まっていた。
センター街のラーメン店の男性店員は2日に1回、客の呼び込みのため店の前で様子を眺めている。「最初の緊急事態宣言の時はゴーストタウンみたいだった。今は外国人観光客をのぞいた日本人の数は、コロナ前くらいに戻ってるんじゃないか」。一方、この状況を懸念する声も上がる。交差点近くの衣料品店の女性店員(28)は「人が増えるにつれて緊張感が緩んでいる。マスクを付けずに騒ぐ人も出始め、感染者が増えないか心配」と話す。
この日の東京都の新規感染者は534人。26日までの1週間の総人数を前週と比べると126%となり、増加傾向を示している。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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