トヨタ自動車の労働組合は、来年の春闘で、ベースアップの額が人事評価に応じて従来より差がつく制度の提案を、検討していることがわかりました。
トヨタ労組が検討している新たな提案では、ベースアップにあたる賃金改善分の原資を確保した上で、人事考課の5段階評価に応じた組合員への配分に従来よりも差をつけます。
自動運転など次世代技術への対応をめぐる厳しい経営環境の中、トヨタ自動車の経営側は、ことしの春闘で全員一律の賃上げに否定的な考えを示していました。
こうした中、労働組合側も一律の色が濃かったこれまでの手法を見直す提案を行うことで、組合員の意欲を高める狙いがあるということです。
トヨタ労組では、来年1月27日に執行部案を組合員に提案し、2月上旬に正式決定することにしています。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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