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皮膚にできた深い傷が長期間ふさがらない「難治性皮膚潰瘍」を治療するスポンジ状の人工タンパク質を開発したと京都大学などの研究チームが発表しました。
京都大学などによりますと糖尿病の患者などは皮膚にできた深い傷が治りにくく、菌の感染のリスクが高いとされていて、これまでは毎日傷を洗って軟膏を塗ったり、皮膚移植をするなどしか治療方法がありませんでした。京都大学と三洋化成工業による共同研究で、難治性の皮膚の傷を治癒できる可能性がある新しい材料として人工タンパク質を使ったスポンジを開発し、スポンジは傷から出る体液と反応してゲル化し、傷に密着することで菌の増殖を抑制し、皮膚の再生を促進するということです。
研究チームは今後治験を重ね、2022年度中に医療機器としての承認取得を目指すとしています。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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