「宇治川の鵜飼(うかい)」の海鵜(うみう)のうち、平成26年に日本で初めて人工孵化(ふか)で生まれた「ウッティー1号」の産んだ卵が8日、無事に孵化した。宇治市観光協会によると、人工孵化の鵜の2世代目が生まれたのは今回が初めてになる。
7日夕から卵の殻が割れる兆候がみられ、8日午前11時45分ごろ、体重約32グラムのヒナが生まれた。通常の40~50グラムより小さめで、性別は不明という。
鵜匠(うしょう)の沢木万理子さんは「元気で鳴き声もしっかりしたヒナが生まれ、感動し、安堵もしました」と喜び、「とにかく健やかに、母に似た愛嬌がある子に育ってほしい」と話した。
順調に育てば、市民へのお披露目を検討。鵜飼の伝統漁でのデビューは来年になる。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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