ここ最近は、東京など東日本や西日本では晴れて昼間は過ごしやすい日が多く、洗濯物を外干ししている人も多いのではないでしょか。
北日本では周期的に雨の降る日はあるものの、この先も晴れる日が多い予想になっています。 そんな中、北海道では、多くの方が洗濯物は「部屋干し」のようです。
「外干し」はわずか12%
ウェザーニュースでは、11月6、7日に北海道の方限定で「(洗濯物は)いま外干し?もう部屋干し?」という調査を行いました。集計の結果、55%が一年中部屋干しor乾燥機、33%が部屋干しに切り替えたと回答しており、外干しの人はわずか12%にとどまっていることが分かりました。 以前に行った洗濯に関する調査でも、全国の29%は冬場は外に洗濯物を干さないという結果が出ています。
冬の北日本は部屋干しが主流
29%という数字だけみると少数派のように感じられますが、都道府県ごとに見てみると北日本の日本海側では8割以上が「冬は干さない」と回答。
地域によって「冬は外干ししない」が常識のようです。 ◆冬に外干ししない割合
1位 北海道 94%
2位 秋田県 92%
3位 青森県 89%
4位 山形県 84%
5位 新潟県 82% 理由を見てみると、
北海道や青森など北の地域ほど「凍るから無理」という答えが多く、新潟など北陸では、「雨や雪で天気が悪い日が多いから」という答えが多くありました。 確かに、札幌の1月における日最高気温の平年値はなんと-0.6℃ですので、昼間の晴れている時でも凍ってしまいますね…
また、新潟などの北陸では札幌に比べると凍るほどの気温になることは少ないものの、「時雨(しぐれ)」というこの地域の天気的な特徴から冬場は洗濯物を外に干すのは現実的ではないことが分かります。 この先、本格的な冬に向かうにつれ、北日本での部屋干し率は今以上に減少していきそうですね。
ウェザーニュース
Source : 国内 – Yahoo!ニュース