今夏の記録的な猛暑を受けて、北海道教育委員会が道立学校の夏休み期間を「全国並み」に延長できるよう道立学校管理規則を改正した。来年4月1日から施行する。対象は道立高校と特別支援学校、通信制の有朋高校、道立中等教育学校だが、今後、市町村立の小、中学校などでも道教委に合わせて夏休み延長の動きが進む見込みだ。
22日の教育委員会会議で決めた。夏休みと冬休みの総日数を現在の「50日以内」から「56日以内」に伸ばした。また、夏と冬の休業日数をそれぞれ「25日以内」とする規定を削除し、「校長が定める期間」に変更して現場の判断で柔軟に延長できるようにした。休業の総日数は都道府県教委が規則で定めているが、全国的には「56日以内」とする都府県が最も多い。
道教委の規則は、市町村教委にとって指針的な位置づけだ。来年度からの夏・冬休み期間を決めるにあたり、混乱がないよう道立学校と市町村立学校の間で校長会などを通じて情報交換、意見交換するよう、道教委は促している。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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