今夜昇ってくるお月さまは、日付が変わって明日4日(火)1時頃に満月の瞬間を迎えます。今夜はゆっくりと空を見上げてみませんか?
今夜の天気は
今夜から明日4日(火)未明にかけて、東日本や西日本の広範囲で満月を見ることが出来そうです。昼間と比べると雲が増えるところがあるものの、明るい満月は簡単に見つけられそうです。 ただ、北海道は接近する低気圧の影響で雨が降り、東北や中部地方でも一部で雨雲が発生する予想です。これらの地域では雲に邪魔されて満月を見るのは難しそうです。 また、沖縄の先島諸島からは台風4号が離れますが、すぐに天気は回復せず天体観測は厳しくなりそうです。
8月の満月、英語で“Sturgeon Moon”
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。 8月の満月は“Sturgeon Moon(チョウザメ月)”といわれています。 スタージェン…と聞いても日本人にはあまりなじみの無い英単語ですが、アメリカ先住民の間ではチョウザメ漁はこの季節を象徴するものだったようです。
現象おさらい 満月とは
月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。 そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。 地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。 つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
ウェザーニュース
Source : 国内 – Yahoo!ニュース