きょう14日(土)は低気圧に伴う前線が本州付近を通過する影響で西日本から北日本の日本海側を中心に荒れた天気となり、夜にかけて雷を伴った強い雨や雪に注意が必要だ。
また、きょうの夜からあす15日(日)の明け方にかけては、ふたご座流星群の活動が極大となる。西・東日本の太平洋側ではよく晴れて観測できる見通しだ。一方、日本海側の地域でも天気の回復する西日本を中心に明け方頃は雲の隙間からふたご座流星群が観測できるかもしれない。
西日本の日本海側でも流星群観測チャンス
日本海北部を前線を伴った低気圧が発達しながら東へ進んでいる。きょう14日(土)午後1時30分現在、秋田市内では24時間雨量が62.5ミリと12月の観測史上1位を更新し、この時季としては異例の大雨となっている。
このあと夜にかけて低気圧からのびる前線が北日本を通過し西・北日本の日本海側を中心に雨や雪のピークとなる見通し。北陸や東北では落雷や突風などにも注意が必要となる。
その後、日付が変わる頃から次第に西日本日本海側の雨は止む所が多くなる見通し。雲の多い空模様は続くが、日の出前には雲の隙間からふたご座流星群を観測できるチャンスも残されている。
一方、晴れる太平洋側の地域では絶好の観測日和となりそうだ。
15日(日)は全国的に大掃除日和
15日(日)の午前中は北陸や北日本の日本海側で雨や雪の残る所があるが午後は次第に天気が回復する見通し。本州付近は高気圧にすっぽり覆われて全国的に冬晴れとなり、大掃除日和となりそうだ。
(気象予報士・寺本卓也)
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