約2万人のツイッターのフォロワーを持つウサギがいる。暮らすのは、鉄道はなく、県都への直行バスは1日1本。空気をあがめる変わった神社があり、りんごが特産の町だ。時に邪険な扱いをされながらもウサギは、4割以上がお年寄りの町でちょっとした笑いを届ける。2023年の主役になれる!、かな??
「ゆるキャラ」ブームが落ち着きを見せるなか、「王道」から外れたウサギのご当地キャラがSNSなどで注目を集めていると聞いて向かったのは、山形県朝日町。
町は県中央部で、朝日連峰の主峰・大朝日岳(1871メートル)の山麓(さんろく)に位置し、ブナの原生林などの自然環境に恵まれる。約6千人が暮らす。高齢化率(2020年)は約44%と県内で2番目に高い。
のどかな町で近年、存在感を増すのが非公式PRキャラクター「桃色ウサヒ」だ。
【動画】山形県朝日町の非公式PRキャラクター「桃色ウサヒ」=高橋昌宏撮影
■■NGワード連発にドキドキ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル